移動オフィス開発例

大手レンタル会社様

建築現場などで必要な移動オフィスカーを開発。事務所設置コストの削減や直行直帰による現場監督者の業務効率化を実現。

DATA
開発背景
建設業の現場は街中もあれば、郊外、状況によっては山の中といった、ハウスが建てられない場所での工事も多々あります。当然電源もありません。また、短期間の工事でハウスを建てる必要まではないけれど、それだと現場での休憩スペースや打ち合わせ場所の確保が難しいといった場面も出てきます。そこで活躍するのが移動事務所(ムービングオフィス)として使用できるオフグリッド移動オフィスカーです。働き方改革が注目を浴びる中、現場への直行直帰で作業員の負担を減らし、時間的コストの削減も視野に入れた車両になります。
使用用途
・ハウスが建てられない場所でも事務所として機能
・短期間工事現場での現場事務所・打合せスペース
・直行直帰で現場担当者の報告時間短縮
・真夏の熱中症対策としての休憩室
・緊急救命室として
車両スペック
トヨタハイエース バンDX GLパッケージ / ガソリン2000cc 6AT 乗車人数:5名 / 就寝人数:最大3名 エアコン&FFヒーター / 270Wソーラーパネル / メビウスサブBTシステム / リチウムBTトリプル仕様 / 外部電源システム / 正弦波1500wイ ンバーター / 冷蔵庫14ℓ / PC用27inchモニター / 登録:8ナンバー(加工車)

270Wソーラーパネル搭載

ソーラーパネルは、MAX270Wのハイパワー。サブバッテリーを常時充電するとともに、電装機器をストレスなく稼働できます。エアコンは、国産の置き型エアコンをセカンドシート横に設置。エンジンを止めた状態でエアコン稼働が5時間可能なので、四季を通してあらゆる場所での移動事務所として稼働できます。もしもの停電にも心配はありません。

マルチに使用できる3方向デスク

3方向にデスクを配置、前後は脱着式、中央はスライド式のテーブルです。ワークデスクまたは、サイドテーブルとして便利に使用できます。セカンドシートを後ろ向きに展開できるので、デスクワークだけでなく、打ち合わせスペースとしても使えます。サイドキャビネットには、27インチTVモニターを設置。ノートPCから、HDMI出力すれば大画面で作業効率は大幅にUPします。フロントのTVチューナー付きのナビや、地デジチューナーから別系統でHDMI出力すればTV、映画なども楽しむことが可能です。

就寝もできるポップアップルーフ搭載

横がけシートは跳ね上げ格納出来るので、ハイエース本来の機能『積んで運ぶ』という基本機能が損なわれていません。セカンドシートを前にスライドさせれば広々としたラゲッジスペースになります。

積載スペースも十分確保

座面をフラット展開すると就寝可能なフラットベッドになり、さらにプップアップルーフも搭載しているので、そこでの就寝も可能になります。ポップアップルーフをあげると座席の上に立った状態で着替えもできるので、スペースのない現場での更衣室としても使うことができます。